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京都の中心部、中京区の姉小路通りに佇む一角に、光と鏡が織りなす幻想的な世界が広がっています。ここは、京都万華鏡ミュージアム姉小路館。外観は一見すると静かな佇まいですが、一歩足を踏み入れると、そこには無限の色彩と模様が織り成す夢幻の空間が広がっています。
館内には、国内外の作家による約400点の万華鏡が所蔵されており、その中から季節ごとにテーマを設け、常時50点ほどが展示されています。展示されている万華鏡は、電動式や珍しい素材を用いたもの、舞妓さんの形をしたユニークなものなど、多種多様です。訪れる人々は、これらの万華鏡を手に取り、自由に覗き込むことができ、光と鏡が生み出す華やかな芸術を体感できます。 (kyoto-museums.jp)
特に注目すべきは、1時間おきに約5分間行われる投影式万華鏡のショーです。展示室内の天井や壁面に万華鏡の映像が映し出され、まるで万華鏡の中に入り込んだかのような幻想的な世界を楽しむことができます。この光の饗宴は、訪れる人々を魅了し、日常を忘れさせてくれるひとときを提供してくれます。 (k-kaleido.org)
また、ミュージアムでは万華鏡作りの体験教室も開催されています。簡単ながら本格的な手作り教室では、万華鏡の仕組みを学びながら、自分だけのオリジナル万華鏡を作ることができます。この体験は、子供から大人まで幅広い世代に人気で、旅の思い出としても最適です。 (kyoto-museums.jp)
館内にはカフェテリアも併設されており、展示を楽しんだ後に手作りのパウンドケーキやこだわりのメニューを味わいながら、ゆっくりとくつろぐことができます。また、ミュージアムショップでは、キーホルダータイプや手持ちタイプ、作家作品など、様々な種類・価格の万華鏡が取り揃えられており、お土産や大切な人へのプレゼント、自分へのご褒美としても最適です。 (k-kaleido.org)
このミュージアムは、地下鉄烏丸線・東西線の烏丸御池駅から徒歩約3分というアクセスの良さも魅力の一つです。京都の伝統と現代が融合したこの場所で、万華鏡の世界に浸り、心やわらぐひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。