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岩手県一関市の厳美町、磐井川の清流が刻んだ厳美渓のほとりに、色とりどりのガラスが輝く夢のような場所がある。それが「サハラガラスパーク」だ。ここは、世界各国から集められた10万点以上のガラス製品が展示・販売されている、まさにガラスの楽園である。 (ichibushin.com)
パークに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、昭和の香り漂うカラフルな建物群。その中に一歩入れば、光を受けてきらめくガラスの世界が広がる。ステンドグラスの窓から差し込む陽光が、床や壁に虹色の模様を描き出し、訪れる者を幻想的な空間へと誘う。
館内には、国内外のガラス工芸品が所狭しと並べられている。繊細なグラスや食器、華やかなアクセサリー、さらには芸術的なオブジェまで、多種多様な作品が訪れる人々の目を楽しませてくれる。特に、ガラス職人が手作りする干支のガラス細工は、毎年の風物詩となっており、年末が近づくと、その年の干支をかたどった作品が店内を彩る。 (iwanichi.co.jp)
また、パーク内の工房では、宙吹きガラスやトンボ玉作りなどのガラス制作体験ができる。職人の指導のもと、自分だけのオリジナル作品を作ることができるこの体験は、訪れる人々にとって特別な思い出となるだろう。 (ichibushin.com)
さらに、敷地内にはレストランやカフェも併設されており、地元の食材を使った料理や、十数種類のジェラートを楽しむことができる。ステンドグラスの光が差し込む空間での食事は、まるで異国の地にいるかのような気分にさせてくれる。
サハラガラスパークは、ただの展示販売施設ではなく、ガラスの魅力を五感で感じることができる場所である。厳美渓の自然美とともに、ここでしか味わえないガラスの世界を堪能してみてはいかがだろうか。